サルトの町並み
Cityscape of Salt, 1996アンマンから北西に約30kmのところにあるサルトは、丘の斜面に古いオスマントルコ調の町並みが残っています。
サルトには鉄器時代の定住跡が残っている事から、この地では古くから人の暮らしがあったと推測されます。歴史に登場するのはローマ時代。ラテン語で森林を意味するサルトゥス(Saltus)の名がついていて、ビザンチン時代にかけて繁栄しました。
その後モンゴル勢力に侵略され、町は破壊されました。再び繁栄を取り戻したのは19世紀のオスマントルコ時代。多くの商人が移り住み、大きな商家が建てられ、ヨルダンの商業、文化の中心地となっていきました。その時にトルコ様式の特徴ある町造りが行われました。
第一次大戦後は一時期ヨルダンの首都として機能していたこともあります。その後首都はアンマンに移され、どんどんと町がにぎわい、拡大していったアンマンに対して、サルトでは時の進みが止まり、昔ながらの町が残りました。
広告
* ヨルダン情景素写 *
バス乗り場からすぐの所にあった時計台です。
町の入り口にある時計台といった感じで、
後ろに見える丘にソルトの町が広がっていました。
(In Salt, 28 Aug. 1996)
町の中心へ向かう坂の途中です。
(In Salt, 28 Aug. 1996)
この付近が町の中心になるでしょうか。
市場やモスクが並んでいました。
(In Salt, 28 Aug. 1996)
絵にかいたような中世の町並みが残っていました。
まるで映画のセットのようです。
(In Salt, 28 Aug. 1996)
狭い路地に古い建物が並んでいる様子が素敵でした。
(In Salt, 28 Aug. 1996)
丘の上の方は普通の建物が多いようでした。
(In Salt, 28 Aug. 1996)
坂道が多く、急なカーブも多いです。
攻めごたえのあるいいコーナーだとバイク乗り目線で。
(In Salt, 28 Aug. 1996)
丘の上にはお墓が並んでいました。
町に緑が多いのもここの特徴です。
(In Salt, 28 Aug. 1996)
丘の斜面に町が広がっています。
下の方にオスマントルコ時代の古い建物が多いです。
(In Salt, 28 Aug. 1996)
斜面にある家です。
(In Salt, 28 Aug. 1996)
徒歩だと階段のほうが便利がいいです。
(In Salt, 28 Aug. 1996)
路地を歩いていたら写真をせがまれました。
(In Salt, 28 Aug. 1996)
私たちの写真も撮ってよとおばあちゃんとお母さん。
とても人懐っこい人が多い町でした。
(In Salt, 28 Aug. 1996)
町を歩いていると、よく声をかけられました。最初は「うっ、出たな客引き。それとも詐欺野郎か」と身構えていたのですが、そのうちそういう種類の人間ではないと分かりました。
この町へ来る前までは観光客だらけのエジプト、そしてヨルダンに来てもペトラなどの観光コースしか歩いていなかったので、もう客引きや、日本語使いにはうんざりと言った気分でした。慣れない海外一人旅で少々人間不信に陥っていたのかもしれません。
異国人である私の姿が珍しかったのかもしれませんが、客をもてなす気配りといった感じで多くの人が話しかけてくれ、ここでは本来のヨルダンの人の暖かさに触れ合うことができました。
町の雰囲気も中世の町といった感じで雰囲気がよく、今でもとても思い出に残っている町です。
サルトの町並み
Cityscape of Salt, 1996 -風の旅人- (2020年1月更新)