サハラ砂漠ツアー1
(シワ~バハレイヤ)
Sahara Desert Tour 1(Siwa to Bahariyya), 1996, 2001
エジプトの西部、リビアとの国境近くにあるシワ・オアシスからサハラ砂漠を横断してバハレイヤ・オアシスまで移動する砂漠ツアーの様子です。
このツアーでは移動するだけではなく、途中の砂漠でわざわざ一泊しました。オアシス間の移動だけではなく、砂漠での夜を体験できるといった効率のいいツアーです。
道中は所々鉱泉があって緑がある場所もありますが、大きな集落はなく、行程のほぼ全てが砂漠です。ひたすら砂漠の中をオアシスからオアシスへ移動するというのは、4WDに乗っているだけですが、少しキャラバンになったような感じで旅心をそそります。
とても魅力的に感じる砂漠ツアーですが、人数が集まらないと割高になったり、開催されなかったりと、あまり一般的な砂漠ツアーではありません。時間にゆとりのある人はカイロである程度人数をそろえて訪れると楽です。
人数が集まらなくてもシワ・オアシスからは周辺の砂丘で野営するツアーが、バハレイヤからは白砂漠や黒砂漠で野営できるお手軽ツアーが開催されているので、最悪こういった砂漠のツアーに参加することはできるはずです。
広告
* エジプト情景素写 *
シワオアシスのすぐ東にある塩湖の一本道です。
シワにある特徴的なアル・ダクルル山(Gabal Dakrur)がどんどんと小さくなっていきます。
(Near
Siwa Oasis, 30 Apr. 2001)
走りだして間もなくトラブル発生。
なんだかトラックの調子が悪いみたい。
まだ出発したばかりなのに・・・と思うよりも、
砂漠の真ん中じゃなくて良かったと思う方が賢明です。
(Near Siwa Oasis, 30 Apr. 2001)
点検する間しばらく小休止。
干上がった土地が続き、奥には蜃気楼がゆらゆらと。
(Near Siwa Oasis, 30 Apr. 2001)
干上がった土地の中に立ってみました。
こういう場所に取り残されたら絶望的な気分になります。
(Near Siwa Oasis, 30 Apr. 2001)
干上がった土地と塩で不思議な色合いになっていました。
(Near Siwa Oasis, 30 Apr. 2001)
無事に出発することができましたが、今度は砂嵐が酷くなってきました。
(At Sahara Desert, 30 Apr. 2001)
96年の晴れていた時の様子です。
晴れていようが、砂嵐だろうが、どちらも砂漠は砂漠です。
(At Sahara Desert, 14 Aug. 1996)
砂が風で砂漠を移動する様子が幻想的です。
(At Sahara Desert, 30 Apr. 2001)
風が強くなり、視界が悪くなってきました。
これ以上酷くなると大変です。
少し身の危険を感じてきました。
(At Sahara
Desert, 30 Apr. 2001)
砂が風に乗って砂漠を移動しています。
まるで山水画の世界です。
(At Sahara Desert, 30 Apr. 2001)
砂が冷気とか、水しぶきのように道路を横切っていました。
(At Sahara Desert, 30 Apr. 2001)
少し砂嵐が収まってきたので、小休止。
口の中がじゃりじゃりでうがいをしました。
ここではすべてのものが時とともに砂の中に埋まってしまいそうです。
(At Sahara Desert, 30 Apr. 2001)
96年の時の砂漠です。
青空の砂漠もいいけど、気持ち程度砂嵐がある時もいいものです。
(At Sahara Desert, 14 Aug. 1996)
鉱泉が湧き出る泉で小休止。
暑いし、埃っぽいので気持ちがいいです。
(At Sahara Desert, 14 Aug. 1996)
クレーンのアームを器用に使ってタイヤ交換をしていました。
運転手が声をかけると、助けは必要ないとのこと。
こんなところでトラブルに遭ったらと思うと怖いです。
(At Sahara Desert, 30 Apr. 2001)
点検のために小休止しているときの様子です。
車の状態があまりよくないようです。
一度砂漠でカメラを壊したことがあるので、レンズにタオルを巻いて写真を撮っていました。
現像してみたら映り込んでいました。
(At Sahara Desert, 30 Apr. 2001)
砂漠の中に道があるのが不思議な感じです。
(At Sahara Desert, 30 Apr. 2001)
砂漠の道はひたすら真っすぐでも、平坦ばかりでもありません。
(At Sahara Desert, 30 Apr. 2001)
堅い岩盤が風雨に負けずに残り、様々な地形を生み出しています。
(At Sahara Desert, 30 Apr. 2001)
地平線辺りは少しもやっていますが、無事に夕日が見れました。
(At Sahara Desert, 30 Apr. 2001)
砂漠の中で野営を行います。
ここにあるのは砂のベッドです。
(At Sahara Desert, 30 Apr. 2001)
砂嵐は収まったようで、きれいな朝日を拝むことができました。
でも、足跡を付けないように考えて登ればよかったと少し後悔。
(At Sahara
Desert, 1 May. 2001)
日が昇ったのでみんな起きだしてきました。
砂に埋まることなく朝を迎えられてよかったです。
(At Sahara Desert, 1 May.
2001)
風紋を入れると砂漠らしい朝に感じます。
(At Sahara Desert, 1 May. 2001)
空気も澄んでいて、なんだか砂漠でピクニックをしている雰囲気です。
この後無事にバハレイヤオアシスにたどり着きました。
(At Sahara
Desert, 1 May. 2001)
1996年と2001年に同じルートで2回砂漠を横断しました。一回目は初めての海外一人旅中、カイロの安宿でベテランの旅人に遺跡を見るよりもいい経験ができるぞと誘われ、ルクソールへ行く予定をやめて参加しました。そしてあまりの凄い体験に感動しました。しかし、カメラを砂で壊してしまうという失敗もしてしまいました。
5年後に再びエジプトを訪問する機会があり、もう一回訪れて写真を撮りたいという気持ちと、雰囲気のいいシワオアシスをもう一度訪れたいといった気持ちから、またもやルクソールへ行かずに砂漠を横断してしまいました。この時は軽い砂嵐となり、出発前はこりゃ失敗したかなと思ったのですが、これはこれで砂漠らしい楽しい思い出となりました。
砂漠ツアーとか、一面の砂漠に囲まれるという体験はどこでもできますが、オアシスからオアシスへ砂漠を移動するということはあまりできることではありません。
旅の楽しみは移動することにあります。どのルートで移動しよう。何で移動しよう。考えながら移動するが楽しのです。この移動を兼ね備えたこの砂漠ツアーに強く惹かれてしまうのはやっぱり旅人の性なのでしょうか。
サハラ砂漠ツアー1
(シワ~バハレイヤ)
Sahara Desert Tour 1
(Siwa to Bahariyya), 1996, 2001 -風の旅人- (2020年1月更新)