アレッポの青果市場など
Farmers' market of Aleppo, 2001アレッポといえば旧市街にあるスーク(古代市場)が有名ですが、当然といえば当然のことなのですが、普通の市場もあります。長距離のバス乗り場の近くに大きな青果市場があり、バスの利用の際に市場が好きなのでふらっと立ち寄ってみました。
市場では周辺地域などから果物や野菜を荷台に満載したトラックが次々と到着し、また多くの青果が積まれて出発していました。その様子は現代版の交易路といった感じです。旧市街や繁華街の賑わいとは別の商都としてのアレッポの賑わいを感じることができました。
また、市場の周辺にはガラクタ市や解体工場もあり、ちょっと変わった雰囲気の地域でした。この付近からはアレッポ城がよく見え、アレッポ城の堅牢さを遠くから実感できました。
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* シリア情景素写 *

バスターミナルの近くにある大きな青果市場でした。
トラックも中東らしくカラフルなデザインが施されています。
(Farmers' market of Aleppo, 28 Feb. 2001)

多くの果物や野菜が並んでいました。
男の職場となるようで、女性が全く見かけませんでした。
(Farmers' market of Aleppo, 28 Feb. 2001)

押し車などで物が運ばれていきます。
商品や人が右へ左へ動いていく様子が市場らしくて好きです。
(Farmers' market of
Aleppo, 28 Feb. 2001)

普段目にしない野菜や果物も多く、
そういったものが山積みになっていると異国情緒を感じます。
(Farmers' market of
Aleppo, 28 Feb. 2001)

ここでは過積載という概念がないようで、
そんなに積んじゃ危ないというぐらい、積めるだけ積んでいきます。
(Farmers' market of
Aleppo, 28 Feb. 2001)

年期の入ったボンネットタイプのトラックを動かしていました。
「いいトラックだろう」といった感じで自慢していました。
(Farmers' market of
Aleppo, 28 Feb. 2001)

市場のすぐわきの水路からアレッポ城がよく見えました。
ごみのポイ捨てが基本なので、ゴミだらけです。
(Near The Farmers' market of Aleppo, 28 Feb. 2001)

市場の近くには解体工場がありました。
少し殺伐とした感じがする場所でしたが、
ここからはアレッポ城がよく見えました。
(In Aleppo, 28 Feb. 2001)

解体工場の奥が丘となっていたので、
登ってみるとアレッポ城がよく見えました。
ここからだとアレッポ城の立地や堅牢さがよくわかります。
(In Aleppo, 28 Feb. 2001)

ぶらぶらと写真を撮っていたら大勢の子供たちが近づいてきました。
何もないところで大勢に声をかけられると怖く感じてしまうものです。
でも「何人だ。何をしているんだ。」と質問攻めに。
で、俺たちの写真を撮ってくれと頼まれました。
明るい子供たちで良かったです。
(In Aleppo, 28 Feb. 2001)

解体工場の脇ではガラクタ市が開かれていました。
(In Aleppo, 28 Feb. 2001)

まだ使えるものから、これ買う人がいないんじゃないか
というような品まで様々なものが並んでいました。
(In
Aleppo, 28 Feb. 2001)

シリアでは風景の写真を撮っていると、
俺たちの写真も撮ってくれとよく声をかけられます。
(In Aleppo, 28 Feb. 2001)

夜にバスで到着した際に寄ってみると、夜でも開いていました。
東南アジアみたいな光景です。
(Farmers' market of Aleppo, 28 Feb. 2001)

慣れない土地なので少し怖さを感じ、ちょっと遠めから。
(Farmers' market of Aleppo, 28 Feb. 2001)

商品は沢山並んでいましたが、人が少なかったです。
(Farmers' market of Aleppo, 28 Feb. 2001)
アレッポの中でも観光客が来ない場所なので、青果市場周辺を歩いているとよく声をかけられました。
シリアに入国してからというもの、町行く人は黒い服を着ている人が多く、ちょっと不気味な印象があったのですが、ここを歩いてからシリアの人は明るい人が多いんだなと理解でき、シリアを好きになった場所です。こういったローカルな場所を散策するのも旅の醍醐味となるでしょうか。
アレッポの青果市場など
Farmers' market of Aleppo, 2001 -風の旅人- (2019年12月更新)