エルサレムの情景#3
教会の塔から見たエルサレム旧市街
The view from Lutheran Church of the Redeemer, 2001
聖墳墓教会の南東に背の高い塔を持つ教会があります。1898年の宗教改革の日にドイツの皇帝ヴィルヘルム2世によって開設されたドイツプロテスタント系の教会、Lutheran Church of the Redeemer、日本語にするとルーテル救世主教会となるでしょうか。
この教会では鐘のある塔へ登ることができます。塔の展望台は鐘の部屋よりも高い場所にあり、約40mの高さがあります。ここから見渡すエルサレム旧市街やオリーブの丘の様子とても素晴らしいです。
ただエレベータがついていないので、素晴らしい形式の対価に狭い階段を一生懸命登らなければなりません。また入場料も必要です。
教会の敷地内にはカフェテリアがあり、2012年には小さな考古学公園も開設されました。ここで行われた発掘で明らかになった物や古い地層や遺構を見ることができます。
* エルサレム情景素写 *
* 感想など *
同じ宿にいた旅行者が穴場だと教えてくれて一緒に訪れたのですが、当時は博物館やカフェなどもなく、入場料もかかりませんでした。
入場料がかかったならダビデの塔を訪れたかもしれませんが、神殿の丘とオリーブの丘を正面の高い位置で見られるのがここの素晴らしさです。とても感動しました。
教会の時計塔に登るという経験も貴重で、登りながら「アルプスの少女ハイジ」の教会の塔に登る場面を思い出しました。
ただいきなり鐘が鳴り出した時には本当にびっくりしました。階段を踏み外さなくてよかったです・・・。
エルサレムの情景#3
教会の塔から見たエルサレム旧市街
The view from Lutheran Church of the Redeemer, 2001
-風の旅人- (2019年12月更新)