路面電車のある情景#21
5月の天満町
(天満町 2016年5月)広島の路面電車は、ほとんどが2車線以上の大通りの真ん中を走っていますが、所々で昔ながらの狭い路地を走ります。広島の西側、天満町でも住宅が並ぶ狭い路地を路面電車が走ります。路面電車と人との距離が近く、地域に暮らす人には路面電車がそこにあるのが普通となっている様子はとても情緒豊かに感じます。
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* 情景素写 *
建物が密集した細い路地を路面電車が走ります。
狭い路地なので路面電車の存在感があります。
この通りでは電車と人との距離が近く、路面電車が道の真ん中を走っているのが自然な感じです。
天満町の先では天満川に架かる天満橋を渡ります。
小型の古い車両が橋を渡っていく様子はかわいらしく感じたりもします。
橋は路面電車専用で高いコンクリートの壁が設置されています。
しかも上部が歩道側に出っ張っていて、自転車で通りにくいです。
なぜこんな変な仕様になったのか、不思議な橋です。
電車が待ち、車が通り、人が行き交う。
とても情緒を感じられる交差点です。
段差が低く、幅も狭い電停で、乗り降りするのが少々大変です。
到着の際の車内アナウンスでは、「電停の幅が狭いのでご注意ください」と付け加えられます。
中広通りの手前にある電停で、ここも天満町同様に狭いホームです。
しかも対面にホームがあるので、車道がとても狭く感じます。
5月の初めころは光の通りがよくなります。
マンションが建ち並ぶ中を路面電車が夕日を浴びて走っていきます。
紙袋をかかえるお洒落な女性と夕日を浴びる路面電車の組み合わせです。
もし紙袋からフランスパンがのぞいていたならヨーロッパの光景と勘違いしそうです。
5月の天満町 -風の旅人- (2019年7月更新)
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