真壁のひなまつり2
和の風 流し雛
蔵の町として知られている茨城県桜川市真壁で行われる真壁のひな祭りの最後を締めくくる行事が和の風流し雛で、小学生を中心に願いを込めて作った雛を山口川に流します。
・開催場所 : | 茨城県桜川市真壁町の山口川沿い |
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・開催日時 : | 3月3日頃の日曜 |
・行事内容 : | 流し雛 |
・備考 : | 2014年訪問 |
*このページは過去の訪問記録です。
*日時、場所、行事内容が変更されている場合があります。
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* 和の風 流し雛の訪問記 *
・和の風 流し雛について
筑波山の北側に位置する真壁には江戸時代から明治・大正に建てられた家屋や蔵が多く、市街地が国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
この古い町並みを利用して「蔵の街・真壁のひなまつり」が毎年2月4日から3月3日まで行われています。
その最終日の3月3日近くの日曜日に、市街地の南側を東から西へと流れる山口川で流し雛が行われます。
この流し雛は真壁のひな祭りに彩を添えようと伊勢屋の女将さんが発起人となって始まった行事で、後に真壁小学校の5年生が中心となって行われてきました。
2018年に真壁小学校が合併により廃校となってしまい、現在では地域の人や一般の観光客を含めた流しびなとなりました。
・行事の様子
行事は10時半ころ伝承館の隣の神社、神武様でお祓いが行われ、その後神職を先頭に小学生が列をなして山口川へ向かいます。現在は地元の子供たちを中心とした列になるでしょうか。
山口川には流し雛がしやすいようなテラスが設けられていて、そこで神職がお祓いを行った後、順次流していきます。
ここで流されるのは船に乗ったおひな様です。内裏様は折り紙で製作したもので、各々好きなようにアレンジしていました。特に顔は自分で描くようになっているので、様々な表情の人形が川を流れていきます。
一般の方も当日10時に伝承館を訪れれば雛舟を製作し、流しびなに参加できるようです。
・感想など
子供たちの笑顔が多かったのと、被っていたクラシックな黄色い帽子が強烈に印象に残っている流し雛です。
小学生たちが思い思いに手作りの雛船を流す様子はとても楽しそうで、自分の流した船が無事に流れていくのか、最初は不安そうに見守り、ちゃんと流れていくとうれしそうな表情をしていました。
会場は見守る人たちの温かい雰囲気に包まれていて、そこにいる人がみんな幸せな気分になれるような流し雛でした。
真壁のひなまつり2和の風 流し雛
<2014年訪問> 風の祭事記 - 風の旅人
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* 情報、アクセス等 *
・和の風流し雛(真壁)の概要
・開催日時 | 2020年3月1日(日) (例年3月3日ころの日曜) |
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・開催場所 | 茨城県桜川市真壁町の山口川沿い |
・行事内容 | 流し雛 |
・スケジュール | 10時半に伝承館横の神武社で祈祷、山口川に移動し、11時頃から流し雛 |
・アクセス等 | JR水戸線「岩瀬駅」より市バス、臨時バス。有料、無料の大駐車場有。 |
・備考 | 公式サイトで真壁のひな祭りのパンフレットや散策マップ、鉄道やバスの時刻表、駐車場案内がダウンロードができます。 |
・関連サイト |
*訪れる際には最新の情報を入手されることをお勧めします。
* 地図 *
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