小網町の光り輝く朝
(小網町 2018年3月)小網町電停は、道路に線でホームが書かれているだけの平面式電停です。平面式電停なのはここだけで、ここでしか見られないような路面電車の情景もあります。
小網町では通りが朝日に照らされると、軌道の敷石に光が反射し、光り輝く通りになります。光り輝く通りの中を進む電車、そして乗り降りする乗客や通りを歩く通行人。光の中で動くものが影となってドラマが繰り広げられます。
広告
* 情景素写 *
天満町から天満橋を渡ると小網町電停があります。
広電が走る通りの中でも一番狭く、ここにはちゃんとしたホームの電停がありません。
小網町の電停は、路面に線でホームが書かれているだけの平面式電停です。
広電の電停の中でもここしかないので、ここでしか見られないような情景もあります。
電車の軌道にある敷石に朝日が反射すると、印象的な光景になります。
ここでは電車がいつもよりも大きく見えます。
敷石に光が反射すると、とてもコントラストが強い影になります。
平面電停に立っている人を見ると、近くて少し怖い気がします。
でもここで生活している人にはこの距離感が路面電車との信頼関係なんだろうなと感じます。
降りてくる人と、乗る人がうまくタイミングが合ってきれいな情景になりました。
親子で、夫婦でといった家族のつながりと、路面電車が当たり前にある様子が合わさると、とても美しい広島だけの情景になります。
平面電停の一番の欠点は降りるときに段差がきついことです。
そのため他の電停よりも勢いよく人が降りてきます。
シルエットの美しい女学生と路面電車の様子です。
時々車が通るので、乗り降りには車にも気を付けなければなりません。
この電停の好きな部分は、バス停みたいにわらわらとした感じで乗り込んでいくことです。
道の隅で電車が来るを待ち、電車が来たらさあ乗り込めといった感じで乗っていきます。
アジア的な雰囲気を感じる電停といったところでしょうか。
冬は黒っぽい服を着ている人が多く、敷石に反射した光で歩く人の影が一層黒くなり、面白い風景となっていました。
小網町の先の路地は自転車の通学路としている人も多く、自転車で横断していく学生などをよく見かけます。
光り輝いてきれいに見える敷石ですが、自転車で通ると凸凹していて油断するとハンドルを取られます。
小網町の光り輝く朝 -風の旅人- (2019年9月更新)
広告
広告