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真岡・浪漫ひな飾り

真岡の浪漫ひな飾りでは、

・開催場所 :真岡市久保講堂(真岡市田町1344)
・開催日時 :2月上旬~3月3日
・行事内容 :雛めぐりなど
・備考 :20年訪問

*このページは過去の訪問記録です。
*日時、場所、行事内容が変更されている場合があります。

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* 真壁のひなまつり訪問記 *

・真壁のひなまつりについて

真壁のひなまつり 真壁を代表する潮田家の写真
真壁を代表する潮田家

真壁には登録文化財の建物が多いです。

筑波山の北側に真壁という小さな町があります。現在は合併により桜川市真壁町となりましたが、

・行事の様子

真壁のひなまつり 川島書店見世蔵の雛飾りの写真
川島書店見世蔵の雛飾り

蔵でも倉庫ではなく店として建てられたのが

真壁のひなまつり 村井醸造の雛飾りと琴の演奏の写真
村井醸造の雛飾りと琴の演奏

真壁には2つの酒蔵があり、公明や花の井など有名な清酒があります。

期間中の土日には中心部が歩行者天国となり、出店も出て活気があります。人は多くなりますが、車に気を使わないでのんびりと散策を楽しむことができます。

・少し足を延ばして

筑波山山頂の写真
筑波山山頂

山頂付近までケーブルカーで行くことができます。

真壁は筑波山を望む町。車ならドライブを兼ねて筑波山まで足を延ばすのがお勧めです。

・感想など

真壁のひなまつり 旅籠ふるかわの写真
旅籠ふるかわ

ここは建物の2階部分にお雛様が展示されます。

私の中で関東で一番と感じるひな祭りはここで、

真壁のひなまつり 風の旅人 - 20年訪問

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* 情報、アクセス等 *

・さわら雛めぐりの概要

・開催日時2019年2月9日(土)~3月24日(日) (例年2月上旬から3月下旬)
・開催場所千葉県香取市佐原市街 伝統的建造物群保存地区
・行事内容雛巡りと雛舟などの関連行事
・スケジュール各店舗の営業日、営業時間内(月・水曜日に休みが多い)
・アクセス等JR成田線佐原駅より徒歩圏内。有料、無料の駐車場有。
・備考公式サイトでパンフレットや散策マップのダウンロードができます。
・関連サイト
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*訪れる際には最新の情報を入手されることをお勧めします。

* 地図 *

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郷土の森 梅まつり(府中市) <風の祭事記>
風の祭事記 風の旅人祭り訪問記
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風の祭事記 ~祭り、イベント訪問記~

郷土の森梅まつりと雛飾り

府中市にある郷土の森博物館では園内に60種1100本の梅が咲く梅園があり、梅の時期には梅まつりが行われます。また歴史的建造物に雛人形が飾られ、同時に春の訪れを感じることができます。

・場所 : 府中市郷土の森博物館(府中市南町6-32)
・開催日時 : 2月~3月(2019年2月2日~3月10日)
・スケジュール : 9時~17時(入場料300円)
・備考 : 2013年訪問
*開催場所、日時、内容等は年によって異なる場合があります。

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*** 郷土の森 梅まつりの写真 ***

谷保天満宮 梅まつりの写真
府中市郷土の森博物館

大きな梅まつりの案内が掲げられていました。

谷保天満宮 梅まつりの写真
旧府中町役場庁舎

ここで一番象徴的な建物です。

谷保天満宮 梅まつりの写真
まいまいず井戸

渦巻き状の汲み場を持つ井戸です。

谷保天満宮 梅まつりの写真
梅園と植樹の碑

植樹記念の日などもあります。

谷保天満宮 梅まつりの写真
梅園内の通路

通路が広々としているので歩きやすいです。

谷保天満宮 梅まつりの写真
梅園内

椅子やテーブルも設置されていました。

谷保天満宮 梅まつりの写真
旧島田家住宅に段飾り

御殿飾りや古い人形もありました。

谷保天満宮 梅まつりの写真
旧矢島家住宅の段飾り

縁側から見えるお雛様もいいものです。

* 郷土の森 梅まつりについて *

府中市の南、ちょうどサントリーの工場の南側の多摩川沿いに府中市郷土の森博物館があります。名前からすると森林公園に地味な感じの地域の歴史を展示した博物館があるといった印象を受けますが、ここは多摩川沿いの広い敷地を利用した開放感のある広場と、地域の建物を集めた歴史文化的なエリア、そして博物館やプラネタリウム、茶室などもあるといった複合施設となっています。

郷土の森博物館の敷地で面白く感じるのは、敷地自体を府中市の縮図として様々な遺構や建物、自然を配置しているところです。府中市は甲州街道のある部分と、多摩川沿いとの間に立川段丘崖があり、地形的に南北2分されています。敷地の中央を東西に横切るようにあるかつての多摩川自然堤防を丘崖(ハケ)と見立て、北側のハケ上には甲州街道やその周辺に集まる町場の建築物と畑作農家、雑木林を、ハケ下部分には水田や稲作農家、水車小屋などを配置されています。

ハケ下部分よりも多摩川沿いは広い梅園に芝生の広場や水遊びエリア、屋外ステージなどのある公園の様なエリアとなっています。特に見事なのが梅園で、60種余り約千百本もの梅が植えられています。平成16年付けの市制50周年記念植樹の石碑があったので、その時に植樹されたのか、追加で植樹されたのかわかりませんが、早咲きの品種が1割、遅咲きが2割、一般的な白加賀、月影、新茶青などが残りの7割と、例年2月中旬から下旬頃に見ごろとなり、春の訪れを感じることができます。品種的には梅とは違いますがロウバイも多く植えられているので、梅が咲き始めるころに訪れても春の訪れを楽しむことができます。とても広々とした園内なので、とても気分良く、またよく歩くので健康的な観梅を行うことができます。

梅の開花時期に合わせて「郷土の森 梅まつり」が行われます。週末を中心に決められた日に琴や尺八の演奏会、野点茶会、梅まつり手作り工房、古民家探検ツアー、大道芸職人芸などが行われます。梅まつりの最終日には「府中芸能あらかると」が行われ、園内で府中ゆかりの武蔵国府太鼓や府中囃子の演奏、子ども御輿や大太鼓の巡行といった伝統芸能が梅まつりのフィナーレを飾ります。

園内には、かつて市内にあった江戸時代から昭和初期の建物8棟が移築され、市内の遺跡で発掘された遺構の復元もしています。その中でも渦巻き状のまいまいず井戸は復元されたものですが、他ではあまり見ないものなので興味深く感じます。ぜひ訪れた際には見学してみてください。建物では一番象徴的なのが東京都指定有形文化財に指定されている旧府中町役場庁舎です。大正10年に完成した洋風の町役場の庁舎で、解説によると財政難にもかかわらず町民の熱意によって3年かけて建てられたそうです。大きな建物で堂々とした様子は見ごたえがあります。ただ裏側に回ると洋館に和風平屋の家屋が引っ付いたように付設されています。和洋折衷というか、和洋混在というか、この建物の特徴のようですが、ちょっと微妙な感じです。

こういった建物が並んでいる中で、旧島田家住宅、旧府中郵便取扱所(旧矢島家住宅)ではボランティアによる歳時記展「ひな人形」として、だいたい梅まつりと同じ期間に寄贈されたひな人形が飾られます。数は多くありませんが、古民家に飾られたひな人形はとても品がよく、よく似合っていました。特に店蔵の旧島田家住宅に段飾りが並んでいる様子は、ちょっとだけ真壁のひな祭りを連想します。展示は2軒のみと少ないですが、圧倒的な梅の景色とひな祭りを同時に楽しめ、また様々な歴史や文化に触れ合える博物館や展示もあり、早春の訪れを一日かけて楽しむことができるのではないでしょうか。

風の祭事記 郷土の森 梅まつり

風の旅人
<2013年訪問 - 2019年2月更新>

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