大倉山観梅会
(大倉山公園梅林)
東横線大倉山駅近くにある大倉山公園梅林では、2月中旬頃の週末に大倉山観梅会が開かれ、ステージや野点などが行われ、多くの人が訪れます。
・開催場所 : | 大倉山公園(港北区大倉山2-10) |
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・開催日時 : | 2月中旬~下旬の週末 |
・行事内容 : | 観梅、ステージなど |
・備考 : | 2012年、2014年訪問 |
*このページは過去の訪問記録です。
*日時、場所、行事内容が変更されている場合があります。
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* 大倉山観梅会訪問記 *
・大倉山公園梅林について
東急東横線の大倉山駅の北側の丘は大倉山公園になっています。昔は太尾公園という名がついていましたが、昭和7年に大倉系列の企業を経営する実業家で、教育者でもある大倉邦彦が大倉精神文化研究所を開設したことから、後に大倉山公園に改称し、駅名も大倉山駅に改名されました。
変わった名がついている研究所ですが、心豊かな国民生活の実現を目的とし、東洋、西洋の精神文化の研究を行う施設となるようです。現在でも当時の洋館が残っていて、横浜市大倉山記念館として公開されています。この建物は横浜市指定有形文化財になって、映画やドラマなどの撮影によく使われているようです。
大倉山記念館のさらに北側の谷に46種類、約220本の梅が植えられている大倉山梅林があります。案内板によると、昭和6年に東京急行電鉄が東横線開通直後に用地を買収し、乗客誘致のために梅林として整備したのが始まりとなるようです。
当時の梅林は今よりも凄く、千本以上の梅が植えられていました。太平洋戦争がはじまると、燃料用の薪として使用されたので、梅林の規模も縮小しました。
戦後になると、再び梅が植えられていき、梅まつりが行われるようになります。昭和62年には横浜市が東急から買い取り、公園として整備し、現在に至っています。
大倉山梅林の敷地は約1.1ヘクタール、谷戸の地に広がっています。大倉山記念館の方からだと谷に降りていくような感じになり、周囲が比較的緑に囲まれているので、ちょっとした隠れ里的な梅林です。ただ南側の方が山地になるので、光加減がいつもいいとは限りません。
梅林内には遊歩道が整備されていて、東屋や池などもあります。梅の種類が多いので、比較的長い期間梅を楽しむことができるようになっています。駅からも比較的近く、都心から近いのもあって平日でも多くの人が訪れているようです。
・観梅会の様子(2014)
毎年2月の中旬頃の土日に大倉山観梅会が行われます。平成元年から始まったイベントで、地元の団体による太鼓や琴、舞踊などのステージや梅林内での野点が行われます。
商店街などの模擬店も並び、面白いものではここの梅林で採れた白加賀梅の実を漬け込んだ「大倉山梅酒 梅の薫」の試飲や販売が行われています。この日は多くの人が訪れ、とても賑やかな梅林になります。
・感想など
三浦半島や横浜方面へ向かう時に、梅の時期は遠回りになりますがこの梅林に寄っていくことがありました。
谷間にひっそりとある隠れ里的な雰囲気が好きで、なんかいいなと思いながらも、朝早いと光が入ってこないし、影も多く、求めているものと違うなと思っていたのですが、雨上がりの日に通った時はこれだといった雰囲気になっていました。
でもそういった隠れ里的な雰囲気もいいですが、観梅会の日に多くの人で梅林が溢れ、賑やかな様子もまたいいものです。
大倉山観梅会 風の旅人 - 2012、2014年訪問広告
* 情報、アクセス等 *
・大倉山観梅会の概要
・開催日時 | 2020年2月23、24日(土日) (2月中旬~下旬の土日) |
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・開催場所 | 大倉山公園(横浜市港北区大倉山2-10) |
・行事内容 | 観梅、ステージ、野点など |
・スケジュール | 10時~16時(観梅会) |
・アクセス等 | 東急東横線大倉山駅より徒歩圏内。 |
・備考 | ーーー |
・関連サイト |
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*訪れる際には最新の情報を入手されることをお勧めします。
* 地図 *
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