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平瀬川桜祭り

多摩川水系の平瀬川流域には里桜が多く植えられています。4月中旬の開花時期には蔵敷親水広場で「平瀬川桜祭りと稚鮎の放流会」が行われます。

・開催場所 :蔵敷親水広場(川崎市宮前区)
・開催日時 :4月下旬頃の日曜
・行事内容 :花見、ステージなど
・備考 :2011年訪問

*このページは過去の訪問記録です。
*日時、場所、行事内容が変更されている場合があります。

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* 平瀬川桜祭り訪問記 *

・平瀬川桜祭りについて

平瀬川の桜の風景 平瀬川桜祭りの写真
平瀬川の桜の風景

以前は平瀬川桜の集いと名付けられていました。

川崎市宮前区を平瀬川が流れています。同じ宮前区の水沢を水源にし、丘陵地の谷を東へ流れていき、高根森林公園の南を周り、久地円筒分水付近で支流や二ケ領用水と合流し、多摩川へ合流します。本流は全長約7Kmで、多摩川水系の一級河川です。

平瀬川では水と緑の保全に係わる活動に力が入れられていて、河畔にはヤナギ、クルミ、コナラ、クヌギなどの様々な樹木があり、川辺にも水生の植物が生え、川の中にはザリガニ、ドジョウ、フナやメダカの魚類が生息しています。そしてそういった生き物を餌にする鳥もやってきます。

平瀬川と桜 平瀬川桜祭りの写真
平瀬川と桜

色の違う桜が並んでいるのが特徴です。

宮前区の向丘地区では河岸の土手に約40種類の桜が200本植えられていて、春には美しい花を咲かせます。この桜は平瀬川流域まちづくり協議会が地元商店街や自治会、学校などと協力し、20年以上前から植樹してきたものです。

ここの桜は遅咲きの八重桜や里桜が中心となっています。里桜はソメイヨシノよりも半月ほど遅く咲き、花の色が濃く、一つの花の大きさが大きいの特徴です。

放流する稚アユ 平瀬川桜祭りの写真
放流する稚アユ

子供たちに人気で、ドクターフィッシュ状態になっていました。

開花時期に合わせて蔵敷親水広場周辺で、「平瀬川桜祭りと稚鮎の放流会」が行われています。

平瀬川流域まちづくり協議会と向丘地区商店会連合会が主催しているイベントで、対岸のステージでは中学生の吹奏楽演奏や和太鼓演奏、ダンス演技が行われます。

鮎の放流はこの地域ならではといった行事で、年によって違うのでしょうが、稚鮎1500匹、鮒500匹が子供たちによって放流されます。

子供たちに人気の行事で、我先にといった感じで稚魚の入ったカップを大事そうに抱えながら川辺に降り、笑顔で川の中へ魚を流していました。流した後も魚の姿をずっと追いかけている様子がとても微笑ましかったです。

・行事の様子

菅生中学校の吹奏楽 平瀬川桜祭りの写真
菅生中学校の吹奏楽

川辺のコンサートといった感じです。

式典と鮎の放流 平瀬川桜祭りの写真
式典と鮎の放流

式典が行われ、稚アユが川に放流されました。

川をのぞき込む子供たち 平瀬川桜祭りの写真
川をのぞき込む子供たち

自分の流した魚がどこへ行ったのか気になるようです。

川を泳ぐ魚 平瀬川桜祭りの写真
川を泳ぐ魚

早速群れを作って泳いでいました。

川と子供たち 平瀬川桜祭りの写真
川と子供たち

春の小川の光景です。
魚の姿を追いかける子供たちの様子が微笑ましいです。

キッズダンスチーム 平瀬川桜祭りの写真
キッズダンスチーム

今度は子供のダンスが始まりました。

女子より魚 平瀬川桜祭りの写真
女子より魚

ダンスが始まっても男子は魚の方に夢中でした・・・笑。

・感想など

里桜と平瀬川 平瀬川桜祭りの写真
里桜と平瀬川

木には種類名が書かれた札が取り付けられています。

のどかな感じの川辺に少し色の濃い桜が並んでいる様子が美しかったです。

ソメイヨシノよりも半月は開花が遅いので、周囲の緑もより濃くなり、絵にかいたような桜のある小川の風景といった感じでしょうか。

桜まつり自体は小さなイベントでしたが、地域の小川に多くの人が集まり、子供たちを中心に人々が川に関心を寄せている様子がとても素敵でした。

平瀬川桜祭り 風の旅人 - 2011年訪問

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* 情報、アクセス等 *

・平瀬川桜祭りの概要

・開催日時2019年4月21日(日) (例年4月下旬頃の日曜)
・開催場所蔵敷親水広場(川崎市宮前区菅生3-3)
・行事内容花見、ステージ、アユの放流
・スケジュール9~11時
・アクセス等溝口駅南口などからバスで「蔵敷」下車
・備考ーーー
・関連サイト
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*訪れる際には最新の情報を入手されることをお勧めします。

* 地図 *

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