風の足跡 ~風の旅人旅行記集~

佐渡島一周ツーリング
#22 さらば佐渡

<2003年8月>

バイクに乗って友人と2人、1泊2日の行程で佐渡島一周を試みた旅行記です。(全22ページ)

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22、さらば佐渡

港で待っていると、遠くから汽笛が聞こえ、新潟からのフェリーがやってきた。港内に入ってきたフェリーは速度を落とし、ゆっくりと岸に近づいてきた。

そして巨大な船体を器用に転回させ、ピタッと岸壁に横付けすると、陸で待ち構える作業員がてきぱきと船を固定していった。

接岸するフェリー 佐渡島一周ツーリングの写真
接岸するフェリー

作業員がてきぱきと固定していきます。

乗客と車を降ろすと、すぐに新潟行きの乗船が始まり、また我々が一番手で船に乗船した。

フェリーに乗船すると、行きと同じように上部のデッキで外の様子を眺めた。佐渡ともお別れだ。どこの観光地に寄っても素朴、自然といった言葉がふさわしかったな。それに情報が少なく、何があるのかわからないのがまた面白かった。

少しなんちゃら岩には食傷気味になってしまったけど、やはり離島のツーリングはワクワク感が沢山あって楽しい。感慨にふけっていると、汽笛が鳴り、フェリーが出航した。さらば、佐渡。楽しかったよ。

新潟港到着 佐渡島一周ツーリングの写真
新潟港到着

出航すると、船室に入った。行きよりも船内は空いていて、くつろぎ放題といった感じだった。

昼食を食べた後で満腹だったのもあり、空いた場所にゴロンと横になればあっという間に爆睡。気が付いたら新潟港に到着のアナウンスが流れていた。

line

新潟港に着くと、行き同様にしばらくは下道を走ってはみたものの、さすがに疲れはピーク。道が悪くなった辺りから高速道に乗り、一気に東京に戻った。

友人はツーリングに不向きな前傾姿勢のレーシングバイクだったので、関越道では腰が痛いと途中からスロー走行。さすがに丸二日間のツーリングは体に堪えたようで、東京に戻ってからもしばらくはバイクに乗りたくないとうめいていた。

でもこのツーリングは結構いい刺激になったようで、こういったツーリングというか、旅自体を滅多に行わない友人が翌年には中古でツーリングバイクを購入し、一人で北海道に遠征して行った。

なかなか刺激的で、色々と楽しく、そして思い出深かった佐渡のツーリングはちょっとした副産物ももたらしてくれたようです。

佐渡島一周ツーリング03'
ー 完 ー
風の旅人 (2020年11月改訂)

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