風の足跡 ~風の旅人旅行記集~

佐渡島一周ツーリング
#7 巨大亀の謎解き

<2003年8月>

バイクに乗って友人と2人、1泊2日の行程で佐渡島一周を試みた旅行記です。(全22ページ)

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7、巨大亀の謎解き

賽の河原を後にすると、少し南下して大野亀といわれる岩というか、ちょっとした半島のような場所に立ち寄った。

また亀か~。さっきの亀もいまいちだったよな・・・。きっとここも亀に似た岩があるだけなんだろう。バイクだといちいちヘルメットを脱ぐのも面倒なので、亀に似た岩を確認するだけでいいかな。

大野亀岩 佐渡島一周ツーリングの写真
大野亀岩

そう思ってバイクにまたがったまま辺りを見渡すものの、海にせり出した半島のようなでかい岩山があるだけ。あのでかいのが亀なのか?どうみても亀に見えないし、他に亀に似た岩も見つからない。

いまいち何が亀かよくわからないけど、ここは今まで訪れた場所とはなんだか雰囲気が違っていた。駐車場は広いし、案内板も設置されているし、何組か観光客も歩いている。

もしかして見なければ損というぐらい有名な場所なのかも。そう思うと、本当に見なければ損してしまうという気持ちになってしまうもので、やっぱり降りてみようとバイクを駐車場に止めた。

大野亀岩の登山道 佐渡島一周ツーリングの写真
大野亀岩の登山道

山の上まで登山道が整備されています。

バイクから降り、観光客が歩いている方向へ向かってみるものの、そこには大きな岩山があるだけ。あれに登っていくのか、みんな・・・。

しかしどこがどうなって亀なんだ。よくわからん。案内板を見ると、標高167mの一枚岩というのが珍しいとのこと。またトビシマカンゾウの群生地になっているともあるが、あいにくと花の見頃は6月上旬頃のようだ。

案内板を見ただけでは、ここがなぜ亀岩なのかわからない。もしかしたら上に登らないと謎は解けないってやつなのか。半島に突き出ているから眺めはよさそうだけど、ここから見るだけでも結構な高さがある。しかも角度がやばく見えるんだけど・・・、気のせいか。

どうすると相談するまでもなく、時間的にも体力的にもあんな高いものに登ってられん!少々亀に見えなくても構わないという結論になった。

大野亀岩から見た二ツ亀の島 佐渡島一周ツーリングの写真
大野亀岩から見た二ツ亀の島

亀が2匹いるようにも見えます。

大野亀岩付近の海岸 佐渡島一周ツーリングの写真
大野亀岩付近の海岸

登るのはあきらめたけど、せっかくバイクから降りたので海岸まで歩いてみることにした。

ここからはさっき見てきた二ツ亀の島や賽の河原がよく見える。ここから見ると二ツ亀の島は亀の甲羅が二つ浮かんでいるように見え、2匹の亀が海を泳いでいるように見える。

二ツ亀の名前からするとここから見るのが正しいのかな。そんなことを思いながら淵まで行くと、そこは断崖絶壁。結構な高さがあり怖い。落ちたらシャレにならない・・・。

横から見た大野亀岩 佐渡島一周ツーリングの写真
横から見た大野亀岩

バイクに戻って出発した。いまいちよくわからない亀だったなと、右手に大野亀の岩山を見ながら走っていると、だんだんと首が伸びていき、あら不思議ってなもので、亀の頭が出現。

これは・・・亀だ。確かに亀の頭に見えるぞ。見る場所によってこうも違うのか。すぐ間近かで見ても亀だと分からなかったはずだ。この感動をってことで再びバイクを停めて写真を撮っておくことにした。

でもあれに登らなくてよかった。ここから見ると結構な高さがあるし、やばい角度の斜面になっている。改めて英断だったと思ってしまった。

トンネルの前で 佐渡島一周ツーリングの写真
トンネルの前で

このバイクを停めた場所のすぐそばには掘って固めただけといった原始的なトンネルがあった。東京から来るとこういったトンネルに古き時代の情緒を感じてしまう。

バイクを降りたついでだし、最後の一枚だし、写真を撮っておくか。でもなんだかこれはインスタ映えしそうだな・・・ってこの時代はそんなものなかったな。んっ、フィルムが巻き戻った。新しいのに交換しておこう。

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