風の足跡 ~風の旅人旅行記集~

佐渡島一周ツーリング
#5 北端を目指して

<2003年8月>

バイクに乗って友人と2人、1泊2日の行程で佐渡島一周を試みた旅行記です。(全22ページ)

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5、北端を目指して

せっかく遥々東京から佐渡を訪れるのだから、しっかりとした旅の目標が欲しい。目標を設定すれば旅の達成感やら楽しさが違ってくるはず。ということで、このツーリングにはいくつかの目標を設定していた。

ありきたりながら今回の佐渡島ツーリングの第一目標としたのが、佐渡島をぐるっと一周する事。島を一周回る。とても単純なことだけど、征服心や旅心を刺激し、何かワクワクしてしまう。旅やツーリングの目標としては最適だ。

地理院の地図
佐渡島の地図

国土地理院地図を書き込んで使用

現在位置は佐渡の真ん中にある両津港。ここからは佐渡を一周するのに北回り、南回り、右回り、左回りと自由に進路を取ることができる。

最初は最北端を目指して・・・といった感じの方がワクワクさが増すし、さっき小木付近に宿の予約を入れた事だし、出発前に立てた計画通りにまずは北へ向かい、反時計回りに佐渡島を回っていくことにした。

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今晩の宿も決まったことだし、今度こそ張り切って佐渡ツーリングに出発だ。と、いきたいところだったが、この先どこにガソリンスタンドがあるのか分からない。心配だからと友人が給油することにした。

佐渡に着いて、走りだす前に給油するライダーもなかなかいない。「佐渡への地域貢献の鏡だな。色々と貴重な存在だよ。君は。」と茶化しつつ、給油を入れ終わった友人に値段を聞いてビックリ。離島という事を考えるとしょうがないのだが、東京よりも20円以上も高い・・・。

やっぱり新潟で満タンにしておけばよかったな・・・と友人に申し訳なく思っても後の祭りというやつ。高いからって入れないわけにはいかない事だし、そのうち私も入れなければならない。覚悟しておこう・・・。

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友人が給油を終えると、今度こそ佐渡島一周目指して出発。まずは佐渡島上部の東側、内海府海岸沿いを北へ向かって走り出した。

内海府海岸沿いの集落 佐渡島一周ツーリングの写真
内海府海岸沿いの集落

のどかな感じの風景が続きます。

立派な平松トンネル 佐渡島一周ツーリングの写真
立派な平松トンネル

写真を撮ろうとしたら友人がこけてしまいました。

走ってみると、観光に力を入れているのか、はたまた新潟という土地柄ってやつで角栄さんの政治的影響なのか、思っていた以上に道が整備されていて驚いた。

交通量も少なく・・・、いやほとんど車が走っていなく、辺りの風景はひたすら続く海岸と素朴な漁村ばかり。信号がなければ、渋滞もない。都市部を走るときのようなストレスを感じることがないので、走っていて気分がいい。

素朴な感じのトンネル 佐渡島一周ツーリングの写真
素朴な感じのトンネル

最初は二車線だった道も北へ進んでいくと、所々で道幅が狭くなり、集落を見かける回数も少なくなっていった。それとともにだんだんと周りの風景の素朴さを増していって、どんどんと北の果てへ向かっている実感がわいてくる。

弾崎灯台 佐渡島一周ツーリングの写真
弾崎灯台

佐渡の北の端にある灯台です。

印象的な場所で写真を撮ったりしながら北上し、最初の目的地である弾崎灯台に到着した。佐渡の北端に位置する灯台なので、佐渡一周を制覇する上で抑えて置きたいチェックポイントだ。

灯台自体はまあ普通の灯台で、中に入れるわけでもないので写真を撮ったら目的を達成。これで最北端制覇!・・・かな。そういうことにしよう。

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弾崎灯台付近の海岸沿いには遊歩道が設置されていて、その先には二ツ亀と呼ばれる巨岩のような島が見えた。次の目的地にしている場所だ。

バイクだとちょこちょこ乗ったり降りたりするのが面倒だし、いい写真が撮れるかもしれない。少し海岸沿いを歩いてみる事にした。

二ツ亀の島 佐渡島一周ツーリングの写真
二ツ亀の島

10分ぐらい歩くと、目の前の眺望が一気に開け、陸から少し離れた沖合に二ツ亀がよく見えるようになった。小島があるというよりは、巨大な船とか生物が浮かんでいるような感じにも見える。

このまま島が沖の方へ移動していって、水平線に消え去ってもあまり違和感がなさそう・・・。そういう意味では生物っぽい雰囲気があり、亀の名がついているのも分かる気がした。

手乗り二ツ亀 佐渡島一周ツーリングの写真
手乗り二ツ亀

付近では磯遊びをしている人もいました。

島がよく見える付近は磯遊びをするにはもってこいのようで、辺りの岩場では家族連れが磯遊びやバーベキューをしていた。

お盆をとっくに過ぎているけど、この付近はクラゲは出ないのだろうか。クラゲに刺されたときの痛痒さを知る身としては、ちょっと気になってしまったが、楽しそうに泳いでいる感じではいないのかな。

せっかく来たので二ツ亀の岩を背景に記念撮影をしておこう。でもどうやってみたら亀に見えるのだろう。見る角度が違うのかな。しばらく友人と考えるものの疑問。

ここから見る限りでは恐竜とか、ワニっぽく見える。特にあのゲームセンターのハンマーで叩くやつそっくり。もし佐渡にワニが生息していたらワニ岩って名前になっていたかもしれない。

佐渡島一周ツーリング03'
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