風の足跡 ~風の旅人旅行記集~

佐渡島一周ツーリング
#4 佐渡島に上陸

<2003年8月>

バイクに乗って友人と2人、1泊2日の行程で佐渡島一周を試みた旅行記です。(全22ページ)

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4、佐渡島に上陸

両津港 佐渡島一周ツーリングの写真
両津港

佐渡と新潟を結ぶ航路はいくつかあり、一番船の便が多く、人の往来が多いのが、新潟港と佐渡の両津港を結ぶ航路になる。そういったことから佐渡の玄関といえば両津港となる。

その両津港に船が接岸し、無事に佐渡島に到着した。乗船の時はバイクが一番最初だったが、到着時は一番最後。車やトラックの排気ガスが漂う船内をゆっくりと走って船から出た。

船を降りると、佐渡のスカッとした青空に迎えられて・・・とはならなく、薄曇りの空模様。雨を心配するような空模様ではないので、これはこれで強烈な日差しが緩和されていいかもしれない。それにそのうち雲が取れて晴れ間がのぞくという予報だ。

「いや~、来てしまった。佐渡に。」佐渡の地にバイクとともに降り立ってみると、これからの旅に気持ちが昂ってくるのがわかる。この高揚感のまま、今すぐにでも佐渡を走りだしたいところだが、いきなり当てもなく走り出すわけにはいかない。

一番の懸案事項は今日の宿だ。宿を探し回って苦労したり、満室だと断られ続けるのは嫌だ。今のうちにある程度決めておいた方が何かと安心だ。

昔、八丈島を訪れた時、シーズンオフだったこともあって宿探しにえらく苦労してしまった。何軒も断られ続ける惨めさときたら・・・。離島には特殊な旅事情があるかもしれないと考えておいたほうがいい。

その教訓を活かし、ついでに観光情報の入手も兼ねて港にある観光案内所で尋ねてみる事にした。

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観光案内所はフェリーターミナル内にあり、きれいなお姉さんが一人で業務をしていた。先客がいたので、その人が終わったら私たちの番。

佐渡の観光マップなどをもらい、だいたいこの辺で泊まればいいかなと地図を見ながら思い描いていたのが「小木」だったので、「小木周辺で泊まりたいんですけど。宿って予約したほうがいいですか?」と聞くと、「アース・セレブレーションに参加する為に来たのですか?」と予想外の返答が返ってきた。

ん、なんじゃそれ?怪しい宗教行事とか・・・・。一瞬、1万人でヨガとか、地球のために1万人で祈る瞑想大会といった図が頭に浮かんでしまった。

「いや、バイクで佐渡島を一周しようかなと思って来たんですけど・・・」と、とまどいながら答えると、「そうなんですか。それは凄いですね。頑張ってください。」と目を輝かせて返答してくれた。う~ん、うっとり。

そして「小木周辺はフェスティバルで宿が混みあっているから、バイクだし、少し離れた所に料理が美味しい宿があるからそちらにしたほうがいいですよ。」と教えてくれ、「そうします。」と返答すると、さっそく電話をして予約を入れてくれた。なんか全て綺麗なお姉さんの言いなりってな感じ・・・。

しかしなんだ、そのアースなんとかって。やっぱりヨガ大会とか、宗教関係の行事なのか?気になってしょうがない。疑問は聞いてみるべし。

尋ねると、小木で昨日から明日まで開かれている国際的な和太鼓の祭りとのこと。なんだ太鼓か。普通の行事と判明したことにホッとしたような、ガッカリしたような・・・。

しかし何で佐渡で和太鼓なんだろう。太鼓の名産地なのかな。そういえば昨年の長野オリンピックで演奏された和太鼓の勇壮さに感化されたとかで、世界的に和太鼓ブームが起きているとかなんとか・・・、ニュースで言っていたような・・・。よくわからないけど、宿から近い事だし気が向いたら見に行ってみるか。

佐渡らしい電話ボックス 佐渡島一周ツーリングの写真
佐渡らしい電話ボックス

案内所のお姉さんにお礼を言って外に出た。宿が決まったのでこれで一安心だ。佐渡の地図や観光パンフレットももらったし、これで心置きなくツーリングができる。

バイクのところに戻ろうとすると、港に面白いものを発見。それは佐渡のおけさをイメージした電話ボックスだった。

これはいい佐渡の上陸記念になるぞ。写真を撮っておこう。佐渡島に到着して最初の写真が電話ボックスの写真とは・・・、何か違うような気もするけど、まあいいか。旅は楽しくなくてはな。

佐渡島一周ツーリング03'
#4 佐渡島に上陸
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