風の足跡 ~風の旅人旅行記集~

風の足跡
風の旅人旅行記集について

1、風の足跡について

「風の旅人」のサイトを立ち上げた初期の頃、旅仲間と旅行記などを集めた旅行記専用ページをつくりました。その際に、どういったタイトルがいいかなと考え、それぞれの旅人の足跡が詰まったページといった意味で「風の足跡」と名付けました。

その後、そのページはそれぞれの事情で公開を取りやめましたが、後年のリニューアルの際に私の書いた旅行記も増えてきたことだし、私自身の旅の足跡といった意味で再びその名を使用する事にしました。

この風の足跡では、海外、国内、バイクの旅など様々な種類の旅行記を載せています。旅行記を読む際に、「次はどうなるの!?」といったページをめくるワクワク感があったほうが楽しいかなと思い、ページは章ごとに、1ページを短く制作しています。

私の足跡は他の人から見たらどう見えるのでしょうか。なかなか読んで面白いと思ってもらえるような文章が書けなくて四苦八苦していますが、感想、意見等をいただけるとうれしいです。

2020年11月 風の旅人管理人 たわらまさみ

メール:info_2016@kazenotabibito.net

2、旅行記について

旅行記というのは、書き手が実際に体験した個人的な体験を題材にして書かれている読み物です。だから100人が同じことをやって、100人が同じ結果になることもありますし、偶然が重なって書き手だけがそういった結果になってしまったということもあります。

また書き手の主観や知識量、美化された思い出などで物事が実際よりも誇張されている事も多々あります。だから私の旅行記を読んで、「ここは素晴らしい。ぜひ行ってみよう!」、或いは「同じような体験ができるかも」と心躍らされながら同じ場所を訪問しても、話と全然違うじゃないか。ちっとも感動しない。といったようなことはザラにあると思います。

旅の経験というのは、訪問の年代、その時の天候や季節などによって印象が異なってくるのはもちろんのこと、そこで出会った人との巡り合わせなどといった要因にも左右されます。またその人の性格や旅のスタイルにもよっても異なるはずです。あくまでもここに掲載している旅行記は、私個人の体験や見解であることを留意してお読みください。

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個人的には、旅行記はこういった旅もあるんだなといった感じで読むのがいいのかなと思っています。ですから、他人の旅行記を読む時は、その訪れた訪問地の事よりも、その旅人の行動や旅の内容を楽しんでいます。

「私と同じ場所、或いは似たような場所を訪れ、この人はこんなことを考えていたのか・・・、こんなことをしていたのか・・・」というのが、他人の旅行記を読んでいて一番面白く感じる部分です。

そして「私だったらこうするだろうな」「こういった事を自分の旅にも加えたら楽しいのだろうな」「こういった行動力やマナーはお手本にしたいな・・・」と思ったり、考えたりしながら読んでいます。

いい旅行記に巡り会うと自分の旅に足りないことが発見できて参考になります。もちろんそういった旅行記を書ける旅人はそれなりに魅力的な旅を行っている旅人であったり、旅人というよりも根本的に人間として魅力的な人だったりしますが・・・。旅行記で知るよりも実際に旅をしている最中にそういった人に出会いたいですね。

3、旅行記を書くこと

巷には多くの旅行記や旅日記というものが存在しています。実際に旅行記を書いてみて感じたのは、旅行記というのは手軽に書けそうに思えて、結構題材を選ぶものだなという事でした。

もちろんどんな旅でも旅行記自体は書けるのですが、自分以外の人が読んで面白く感じる旅行記となると、幅が狭くなります。ありきたりな旅を題材に旅行記を書いてもどこどこへ行ったというありふれた旅の記録にしかなりません。

文才や個性的な感性で面白くすることも可能ですが、普通の事を興味深く書き続けるには限界があります。やはり書く以前に個性的な旅、興味深い旅を行っている事が重要であり、それには作者が心から楽しんで旅をしていることが前提なんだろうなと感じました。

また、不幸にもネタになりそうな出来事やハプニングが起きてしまった旅などは、その場で色々と考え、予定外の行動をするので書きやすかったりします。不幸と思っていたことは実は金の生る木だった・・・・というのはよくある話で、旅とは予測不能な出来事の連続であったり、困難やトラブルが付きものと言われるのも旅行記を書いていてよく分かる気がします。

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面白い、面白くないかとは別として旅で日記を書くことをお勧めします。旅行記を書くことで、旅の経験がしっかりと自分の知識となり、また昔の失敗が笑い話となって消化されていきます。旅行記を書くことは旅の復習であり、新しい旅の予習になっているともいえます。

また書いてみたものの内容に関して面白味が足りないと感じている人は、テーマを絞って書くといいかと思います。これはブログとかでも同じ事が言えますが、旅でも遺跡巡りの旅、或いは霊場巡り、百景巡りといった決まったテーマで書いていけば、サイトの主題や専門性が明確となり、今後行う旅にもメリハリが付くし、旅の土台部分にもなります。

やはりテーマを決めていたり、旅行記を書くことを前提に旅をしている人の旅行記は、構成や写真などが色々と整理されていて読みやすいものです。伝えたいことが分かっているからこそ必要な部分の写真をちゃんと現地で撮っていたり、書くために一歩進んだ行動力があったりと、読み手にもわかりやすい構成となっているように感じます。

4、注意事項

最後に、この「風の旅人」「風の足跡」内にある旅行記の著作権は、制作者である風の旅人に起因します。著作権を侵害するような無断転載、無断流用といった違法行為は禁止しています。写真や画像、文章に関しての複製や転載等も禁止しています。必要な場合は管理人の許可を得て下さい。詳しくは著作権に関してのページをご覧になって必要に応じて対処して下さい。

5、「風の足跡」の更新履歴

・2020年11月
・スマホに対応したデザインに変更し、旅行記の書き直しを行う(Ver.5.0)。
・2015年10月
・HTML5、CSS3で作り直し、サイトの構成、デザイン、旅行記の分類を変更する(Ver.4.0)。
・1999年7月
・門谷氏の旅行記集「世界わがまま紀行」を製作開始。旅行記の製作に目覚める。
・1999年9月
・「風の旅人日記」というページを作り、旅行記の第1弾として「モスクワ日記」を公開。
・1999年10月
・第2弾として「カイセリ日記」、「カッパドキア日記」を公開する。
・1999年12月
「風の旅人」のリニューアルに伴って旅行記ページの再編。渡辺氏、門谷氏の旅行記などをまとめた第一期「風の足跡(Ver.1.0)」を製作。番外編に「ブチブチ卒業旅行日記(八丈島、三宅島編)」を公開。「タイ旅行記」の製作を開始し、少しずつ公開を始める。
・2000年1月
・「我が青春の旅路」の製作を開始。まず香港部分を公開。ユーラシア大陸横断に出発するにあたってリアルタイム旅行記「道標ない旅」を製作。
・2001年11月
・帰国後、リアルタイム旅行記「道標ない旅」をリニューアル。
・2002年1月
・「風の足跡」のリニューアル(Ver.2.0)。ページの横幅を広げたり、デザインを今時の感じに変更。
・2002年2月
・「ハノイ滞在記」を製作。
・2003年7月
・風の足跡に大和田氏が加わる。
・2003年12月
・南米旅行用に「ミニリアルタイム旅行記」を製作。
・2004年4月
・諸事情により「風の足跡」の廃止。ミニリアルタイム旅行記を編集し、「風の寄り道」として新装開店。
・2006年6月
・「ネパールツーリング97’」「東南アジアツーリング紀行」を公開。
・2007年5月
・旅行記をまとめたページ「風の足跡(Ver.3.0)」を復活。ページのデザインや内容を一新し、旅行記のタイトルも変更する。
・2008年9~10月
・全体的に旅行記の見直しやデザインの修正を行う(Ver.3.1)。「ずぶ濡れのアンコール・ワット」「シンガポール、自転車迷走記」を公開。
・2010年6月
・「風の旅人」の全体的なリニューアルに伴って「風の足跡」もリニューアル(Ver.3.3)。バイクのページにあった国内のツーリング日記など9話を追加する。
・2012年1月
・全体的なデザインの修正、旅行記の見直し、写真の追加を行う(Ver.3.32)。ツーリング日記を3話公開。
・2015年10月
・HTML5、CSS3で作り直し、サイトの構成、デザイン、旅行記の分類を変更する(Ver.4.0)。
・2020年11月
・スマホに対応したデザインに変更し、旅行記の書き直しを行う(Ver.5.0)。
「風の足跡 ~風の旅人旅行記集~」について 風の旅人 (2020年11月改訂)
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