風の足跡 ~風の旅人旅行記集~

~ 国内の旅やバイクツーリング日記 ~

ツーリングスケッチ
太郎がイクイクどこまでも 08’

今回は少し趣向を変えて冴えないADである太郎君の取材先での一コマを綴った愛と感動の物語です。
って書くと、どこかの番組みたいになってしまいますが、旅行記ではなく、写真スケッチ風に製作してみました。
テーマはツーリングの時に冴えない太郎君(仮名)をモデルに撮ったネタ的な写真です。
でも実物はなかなかカッコいいですよ。いや本当。惚れ惚れしてしまうほど・・・・。

ちなみにコメントは私が勝手に書いたものであってフィクション(作り話)です。
本当の話も多々混じっていたりしますが・・・。

1月1日(祝) 富士五湖初日の出ツーリング

本栖湖の初日の出の写真明けましておめでとうございます。
太郎です。今年一年よろしくお願いします。
で、元旦早々初仕事。
隊長から招集がかかってしまいました。
そして無理やり富士山まで初日の出を見るぞって連れていかれますた。涙
真冬の真夜中にわざわざバイクでこんな標高の高いところへ行くなんて正気じゃないっすよ。
-7度っすよ。マイナスっすよ!
いや~寒いっす。車で行きましょうよ。まじ、シャレになってないっすよ。
というか、かなりヤバイっす。
なんか関節のオイルが凍っている感じで、うまく動けないんすよ。
って、おいらはロボットか!
でも、富士山から昇ってくる朝日は最高ですた。
まぢ感動ですた。
ホッカイロをグリップに握って簡易グリップヒーターだと頑張ってここまで来たかいがありました。
先輩に貧乏っちいってバカにされたけど・・・。
それにしてもなんか・・・おいら微妙にかっこよく写ってない?

2月11日(祝) 栃木グルメツーリング

宇都宮の餃子像の写真 中国製の毒餃子によってすっかり悪役となってしまった餃子。
これだけ毎日ニュースで餃子の事が流れれば餃子が食べたいと洗脳されてしまうのはしょうがない事。
これは日本餃子協会の陰謀か~。と思いつつ、
そのふるさと・・・いや、餃子の町と言われる宇都宮へ太郎君と共に参上しました。
そして太郎君がガールフレンドの餃子(ぎょうこ?)ちゃんと駅前で再会した場面です。

太郎 「やっ餃子、久しぶりだね。元気にしていたかい。」
餃子 「まぁうれしい。会いに来てくれたのね。お腹の子供も喜んでいるわ。」
太郎 「えっ、・・・(絶句)。」

この後太郎君はその場に崩れましたとさ。
名前は「餡子」とか「韮男」になるのかな?
ちゃんちゃん。

3月16日(日) 東伊豆グルメツーリング

箱根温泉での写真 うっ、ここはどこだ。脱衣所・・・?
確か今日は隊長に連れられて東伊豆へツーリングに行って・・・、ジャンボ海老フライを食って・・・
あれはうまかったな。
さすがジャンボというだけあって30cmはあったんじゃないかな。
おいらの憧れだったんだよな。
ジャンボエビフライを食べることが。
これでもう思い残すことはないな・・・。
って、俺の人生はそんな安っぽいものなのか。
それにしてもここはどこだ。
もしかすて思い残すことがなくなったから、あの世に飛ばされたとか。
いやタイムスリップってやつか。
ここはまるで昭和の銭湯ではないか・・・、しかもおいら盗撮されてる!

4月6日(日) 甲府盆地ミステリーツーリング

石森山での写真 今回は甲府盆地にまつわるミステリーの謎を解くんだと隊長に連れられてきました。
一体何のミステリーかと思えば甲府盆地に点在する巨石の数々だとか。
隊長が力説するには縄文時代に積み上げられた遺跡なんだとか。
って、どうやって縄文人がこんなでか石を積み上げれるんですか???
宇宙人!?まさか~どうみても自然の力っすよ。
たいちょ~考えすぎ、考えすぎっすよ。
それよりも飯食いに行きましょ~。
こういうのってあまり気乗りしないんだよな・・・。
おいらのノリの悪い態度に不機嫌になった隊長からこの石を動かしてみろとむちゃくちゃな厳命が。
だいたい万有引力の法則を考えれば無理でしょ。
ニュートン先生何とか言ってやって下さいよ。まったく。
もう、こうなればやけっぱちだ。
ビビビー、うごけ、うごくんだ~。ハンドパワー炸裂。
って、おいら、毎度の事ながら何やってるんだろ。
またもや隊長にのせられてしまった・・・トホホ。

4月27日(日) 深海魚グルメツーリング

大雄山最乗寺での写真 やった~!グルメツーリングだ。
しかも今日の献立は変り種でなんと西伊豆で深海魚を食べさせてくれるとか。
一体どんな味がするのだろう。これは楽しみだ。
しかし西伊豆へ行くのに何で大井松田で集合なのだ?
なんか、とってもいやな予感がするぞ・・・。
詳しいルートは教えてくれなかったもんな。
で、集合してみると、案の定、隊長から「ちょっと寄り道するぞ」とのお達しが。
「どこ行くんすか~?」と尋ねると、
「天狗の謎を解きに行くぞ!」と何時もの事ながら訳の分からない返事が・・・また前回と同じパターンか~。
渋々ついて行くと、ずんずんと山奥へ入っていき最乗寺という大きな寺へ到着。
靄っているせいか、なんか異様な雰囲気がビンビンとしてくる寺だな。
あっ、隊長の髪の毛が立った。妖気反応あり・・・って隊長は鬼太郎だったのか?
おっ、霧の中に天狗の像を発見!
雰囲気満点の寺ではないか。来てよかったかも。
しかし更に奥に進んでいくと、霧の中から恐ろしいものが出現。
どひゃ~、なんじゃこれ!
こ、この階段は天国まで続いているのでは・・・。
おいらやっぱり来なければよかった。
たいちょ~、太郎三等兵、力尽きました~

6月28日(土) 房総半島一周ツーリング

御宿の月の砂漠の写真 う~ん、ひさしぶり。二ヶ月ぶりに出動だ。
最近はガソリン価格が異常に高くなってしまい、
経費節減とかでおいらの出番もあまりなし。
こんなせこい隊長の下で働いていても先は長くなさそうだし、この際トラバイユしようかな。
と思いつつ、隊長に連れられて房総半島に向かったのだが・・・・・・
ここどこ???
砂漠!?・・・目の前をラクダが歩いてるし。
房総で暴走したらシルクロードに来ちゃったとか。
ドカッ!(座布団一枚持って行かれて転けた音)
でもまぁ~これでおいらも海外初デビュー。
よしっ、記念に名前を書いていこう。
砂に落書きをしたら、やっぱり抗議の電話鳴りまくりなのかな。
でも隊長の名前を書いておけば・・・いひっ。

7月13日(日) 佐原祇園祭ツーリング

牛久の大仏との写真 う~ん、でかい!
こんなでかい大仏があったんだ。
それにしてもでかいぞ。これは。
これだけでかいとご利益も大きそうだ。
な~んま~んだぶつ、ぶつぶつ・・・。
ここで隊長から一言。
こういう事はお布施や賽銭の額しだいだぞ。
なんと!ってことは貧乏人には夢が叶わないのか。
って、宝くじじゃないんだから・・・。
思わず眺めているとのけぞっていました。
でもよく見ると、大仏様も反り返っていたりして・・・。
えっへん。
あまり知名度はないけどこれは迫力があるな。
満足。
今回は佐原で行われている祇園祭に出かけました。
佐原といえば江戸風情が残る町。
その中を山車が行く光景はまさに日本の夏祭り。
いいお祭りでした。
それにしても暑かったな。
ヘルメットの中は蒸れ蒸れで茹タコ状態でした。
普段元気な隊長もバテバテ。
年の差か。ざまぁ~。
これは下克上をするチャンスかも。

9月14日(日) 富士山ツーリング

富士山での写真 今回は午前中に修善寺で用事があり、昼頃に隊長と沼津で合流しました。
昼スタートのツーリングっていうのも変な感じだけど、
とにもかくにも沼津といえば沼津港の海鮮料理。
ツーリングを始める前にまずは腹ごしらえだ。
何のためらいもなくいつも利用しているお気に入りの店に行ってみると、なんと長い行列が!
うひゃ~、いつの間にかここも有名になってしまったのか・・・。
仕方なく並んで食べるものの、味が・・・。
有名店になると味が落ちるのは世の常なのかな。
「もう来ることはないな」と隊長がぼそり。うむ、同意。
昼食後は、隊長がたまには富士山に行ってみるかと言い出し、
富士山の五合目を目指すこととなってしまいました。
って、そんなに簡単に決めちゃうような目的地なのか。富士山は・・・。
やっぱり隊長の行動力は変だ・・・。
しかも五合目のパーキングエリアで写真を撮って帰るものだとばかり思っていたら、
歩くぞ!とずんずんと登って行きだすし・・・。
あちゃ~、この人やる気満々だよ。
渋々付いていくと雲がどひゃ~と流れてきて辺り一面真っ白。
なんか雲に吸い込まれて遭難しそうなん雰囲気なんだけど・・・。
隊長とツーリングに行くとこんな事ばかりだな。
でも私も段々と動じなくなってきたような・・・。
これも隊長に一年間鍛えられた成果か。
太郎一等兵、これより霧の中へ突撃開始しま~す!

11月1~3日 東海道宿場町巡りツーリング

トンネルでの写真 今回は連休を利用して泊まりがけで遠征。
何やら隊長は東海道の弥次喜多珍道中をやりたいらしく、宿場町を順番に訪問しながら西進するとのこと。
最初にこの計画を聞いたときはちょっと面白そうだなと思ったけど、実際にやってみるとこれが大変。
そりゃ、宿場町から宿場町まで歩くことを考えれば楽かもしれないけど、
宿場町に着く度にヘルメットを脱いで歩いてと面倒だし、
宿場町を散策しても結局バイクのところまで戻ってこないと行けないし、
旧東海道は曲がりくねっていて走りにくいし、都市部では渋滞しているしと、
思っていたよりもスムーズに事が運ばないのですよ。
あまりバイクで行うメリットはないかも。
でも隊長は張り切っていたな。
ほんとこの人は観光マニアだよ。
で、一番面白かったのは旧東海道にあるトンネル。
もちろん江戸時代にあるはずもなく、明治時代のもの。
雰囲気満点で、なんかどこか別の世界につながっていそうな感じ。
ここは得意の変身で・・・太郎マン参上!なんてね。
期待しつつ出口に向かうと、その先には・・・。

ツーリングスケッチ 太郎がイクイクどこまでも 08’  ー 完 ー

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