風の足跡 ~風の旅人旅行記集~

~ 国内の旅やバイクツーリング日記 ~

甲府盆地ミステリーツーリング

*** ページの目次 ***

~~~ §1、プロローグ ~~~

<2008年4月>

冬の間にひそかに温めていた計画がありました。
それは甲府盆地にある巨石の遺構らしきものを巡るというものです。
甲府盆地に点在する巨石には何か意味があるのだろうか。
何か意図があって人為的に配置されたのではないだろうか。
エジプトやシリア、南米の巨石文化を見てからというもの、そういった人知を超えたものに興味を持つようになってしまいました。

山の中にある巨石を見るには草が枯れていて、虫などがいない冬の間がベストシーズンということになります。
ちなみに一番最悪なのは夏。
蒸し暑い上に、草がぼうぼうで石がよく見えなく、足元も注意しなければなりません。
更には虫や蛇などが多く、場合によっては危険。
とはいえ、バイクで行くとなると朝晩の寒さがちょっとしんどいので、草が生い茂る前の春先が一番ということになります。
おまけに4月1日から暫定税率が廃止となったので(一時的なもの)、今が絶好の機会。
4月に入った最初に日曜日に後輩を誘って風の旅人探検隊と称して甲府盆地に向けて出発しました。

~~~ §2、ミステリースポット その1 立石神社 ~~~

立石神社の写真
立石神社

本日最初の目的地は立石神社。
立石の名前からして聳え立つような巨石の匂いがぷんぷんとしてきます。
塩山市から少し山に入った場所にあり、地図にも載っていないような小さな神社です。(現在はgoogleマップに載っています)
こんな山奥にあるとなると、何か隠れ里的な伝説だったり、天狗とか宇宙人とかが造ったという言い伝えが残っているかも。
などと期待して訪れるものの、神社が見つかりません。
どこじゃ。神社は。地図に載っていないと探すのが大変。
通りかかった地元の人に尋ねて、何とかたどり着けました。

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ご神体の大岩の写真
ご神体の大岩
神社の奥の写真
神社の奥

立石神社は小さな神社でした。
ここの神社の御神体は社殿の裏側にある巨大な岩。
これが立石神社の由来となるようです。
でも、 でかいにはでかいんだけど、この程度の岩だったら偶然にここにあっただけかもしれない。
磐座にしては座り心地が悪そうだし、形からすると陽石ってことで祭ったのかな。
特に石自体に不自然さも感じられませんでした。
或いは氷山みたいに地上に出ている部分は全体の10%とか?
そう日本で最大規模の岩だったりして・・・。
って、そんな雰囲気もないかな。

さらに奥に進むと小さな社があり、その周りには岩がごろごろと転がっていました。
不自然といえばそう見える気もするけど、自然といえば自然。
特に形が人工的といった感じもなかったので、やはり自然のものなのでしょう。
単に岩石の多い地形にたまたまそこにあった大石を祭ったのが立石神社っていうのが正直な感想でした。

でも石の種類とか地層とか発掘照査したら、とんでもない謎が出現するに違いない。
地下にはもっと大きな岩があり、地下都市が形成されていた痕跡が・・・。
きっとそうだ。うむ。
無理矢理連れてきた後輩のモチベーションを下げないためにも、やっぱり凄いミステリーだ!ってことにして神社を後にしました。

~~~ §3、ミステリースポット その2 大石神社 ~~~

大石神社の写真
大石神社
大石神社の階段の写真
大石神社の階段

第二弾。位置関係でいうと立石神社の反対側の斜面付近に大石神社があります。
名前からすると、とんでもなく大きな岩があり、これは世界七不思議に匹敵するようなミステリーだと仰天するに違いありません。

この大石神社はそこそこ名が知られているようで、途中から案内板があり、その案内板に従って迷わずに到着することができました。
駐車場、トイレも完備され、到着早々山梨県人のミステリーに対する関心の高さが伺われます・・・(かなり勘違い)。

では早速調査開始。探検隊出発。
しかし、いきなり長い階段に行く手をふさがれて、ちょっとげんなり。
これ結構高いよ・・・。
登らないと駄目なの・・・やれやれ。
なんとも根性のない探検隊です・・・。
頑張って登ると大石神社の社殿に到着しました。
春先だというのにすっかり汗だく。
それにしても今日は初夏のように暑い。

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大石神社の御影石の写真
御影石

社殿の裏側にある馬鹿でかい石が御影石と呼ばれる大岩です。
高さが12mで周囲は67mか68mって、同じ敷地内にある案内板なのに長さが違うってどういう事。
もしかしてこれもミステリーとか?
測るたびに長さが違うとか・・・。
とまあそれもミステリーかもしれませんが、 とにかくとんでもない大きさがあり、案内板によると県内随一の大きさだとか。
って、神社に置いてある石でのことだろうか?
山の中には大きな岩は沢山有りそうだし。

この岩の凄いところは上部が平らになっていて、磐座としてもってこいな形をしているところです。
残念ながら上部を見ることは出来ませんが、もし不自然に平らだとしたら巨石伝説としてはかなり面白い。
ましてこの場所に意図的に馬鹿でかいこの岩を置いたとしたなら、エジプトのピラミッド級の不思議となりえそうです。
そう考えると凄い代物かもしれない。と後輩の顔をうかがうものの、ちっとも感動していない・・・。
でもそうだとしたらもっと大騒ぎになっているよな・・・。
やっぱり大きくて上部が平らになっているだけの岩なのかな?
案外割ってみたら中から石太郎が出てきたりして。
って安易なオチにこじつけるのもどんなものかと・・・。

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大石神社の鳥帽子岩の写真
鳥帽子岩

御影石のほかにもこの周辺には変わった石が多く、屏風岩、鳥帽子岩、影向岩、百足岩、乳岩、笠岩、産屋岩、浮舟岩など特徴的な岩には名が付けられています。
これだけ大きな岩が多いとなんか意図的なものを感じざるを得ません。
やはりここは太古からの祭事の場所だったに違いない。
石の質が似ていそうなペルーの遺跡との関連性を探れば何か分かるかもしれないぞ。
とりあえず一人で盛り上がってみましたが、
後輩は「さっきからミステリーの雰囲気が感じられないんですけど・・・。」と、うんざりといった顔つきになっていました。

~~~ §4、ミステリースポット その3 石森山 ~~~

石森山の写真
石森山

平らな甲府盆地にあって不自然にこんもりとした丘があります。
まるで古墳のような感じの丘なのですが、ここは石森山と呼ばれています。
立地からしてミステリーの臭いがぷんぷんするような場所です。
名前にしてもサイボーグ007が出てきそうな感じですし・・・(古いネタですいません)。

ここは古くからこのような景観があったようで、日本武尊が立ち寄ったという言い伝えやデイタラボッチの伝説などがあったりします。
石森山のいわれは、石が森のようにあるのではなく、奇岩と森があるから石森山だそうです。
てっきり石が森のように散在していると思っていたので、その点ではちょっとがっかり。

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山梨岡神社の写真
山梨岡神社
石森山の朝日雀の写真
朝日雀
石森山の石群の写真
石森山の石群

この石森山には山梨岡神社があり、全体のバランスをとっている感じです。
この神社の裏山というか、奥の丘にはここの最大の見所となっている朝日雀という岩があります。
なんと朝日雀は 二つで対になった岩で、間はきれいに隙間が開いています。
そして この隙間をまっすぐに伸ばすとその方向は・・・・、なんと真東になるとか。
コンパスで試してみたけど実際にその通りでした。

こういった方向を表す石を方位石といい、ピラミッドには欠かせない石となっています。
方位石がここにあるとは・・・、ここもまたピラミッドに匹敵するような場所だったに違いありません。

でもな、う~ん。やっぱり・・・、なんかとってもいい加減な感じもします。
それは 隙間っていっても軽く五度以上の誤差はあるだろうし、第一にこんな丸い石で正確な方向を測定するだろうか・・・。
真東にこだわるならきちんと岩を削って直角を作ったような気もします。
もしかしたら夏至から冬至までの角度を網羅している優れものだとか・・・まさかな。
しかしなんでこんな丸い砲弾のような丸い岩が丘の上にあるの?
辺りを見渡しても丸っこい岩が多く、そのことの方が不思議に感じてしまいました。

丘全体には色んな奇岩があり、なかなか面白い景観を作っていました。
ここだけ丘になっていて、しかも変に岩が多く、しかも角の取れた岩ばかりというのはやはり不自然な感じがします。
そう考えると、ミステリーという言葉がふさわしい場所のような気がしました。
でも案外この付近を開拓する際に邪魔な岩を全部ここに集めただけだったりして・・・。
なぞはなぞのままでいい事もあるからな。
考えないようにしよう。うむ。

~~~ §5、ミステリースポット その4 金生遺跡 ~~~

ミステリースポットとはちょっと意味合いが違うけど、石繋がりという事で、縄文時代の金生遺跡に行ってみました。
といってもほとんど無名の遺跡なので、行くのに苦労したこと。
案内板の一つも出ていないのはちょっとひどすぎです。

金生遺跡の写真
金生遺跡
環状列石の写真
環状列石

そして苦労して訪れると、ドンッと迎えてくれたのは、でっかい石柱。
この形は・・・、女の子と一緒だったら笑い転げるか、ひっぱたかれそう。
なかなかインパクトある歓迎でした。

ここ金生遺跡には関東地方ではあまり見られない環状列石、いわゆるストーンサークルがあります。
東北にある大湯の環状列石などはとても巨大で見ごたえがありますが、残念ながらここのものは小規模でした。
しかしながら列石の中心部が男根石になっているのが興味深いところ。

ストーンサークルは縄文時代特有の遺構であって、基本的には墓としての利用が多いようです。
しかしながら石柱が男根って・・・そんな墓は嫌だな。
仮に日時計としても・・・なんとも不謹慎な・・・汗。
ここのストーンサークルは祭事用に使われていたのかな。
やっぱり、周りの円は女陰なのかな?
なんか色々と想像を掻き立てられますが、甲府の浅間神社などの風習から考えると、もしかしたら後の時代の人が真ん中の石柱を男根の形にしたということも考えられるのかもしれません。

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金生遺跡での夕暮れの写真
金生遺跡での夕暮れ

一応遺跡内は縄文時代の家屋などが復元されていましたが、実際問題どれだけの人がここを訪れているのでしょう。
途中に案内板もなければ、人影もない遺跡でした。
でも遺跡の入り口にどでかい男根の石柱があるのが面白く、話題性にはいいかも。
今後人気スポットになったりして・・・。
それにしても気になったのが、ここには石のベンチが置いてあるのですが、これがとても痛々しいのです。
あの石柱と同じものだと思うのですが、縦に真っ二つにしてベンチになっているからです。
男としてはこれはちょっとなしだろ・・・と感じるのではないでしょうか。

~~~ §6、その他のスポット1 神代桜 ~~~

ミステリーといえばミステリーといえなくもないのですが、今回のツーリングでぜひ立ち寄りたかったのが、日本三大桜と大そうなタイトルがついている山高神代桜です。
前々からぜひ一度見て見たいなと思っていたのですが、さすがに桜の咲いていない時期に訪れても単なる老木。
面白味に欠けてしまいます。
今回はうまい具合にちょうど桜の時期に都合がついたので寄ってみました。

ちょうど見頃の日曜日だったこともあって凄い数の観光客でした。
なんと駐車場は1キロ以上も並んでいました。
実際甲府側と諏訪側と両方から並んでいたので、あわせると軽く2キロ以上になると思います。
そこまでしても桜を見たいというのは日本人の鏡といったところ。
バイクだったので人事のように車列をすり抜けながら思いました。

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実相寺の境内と多くの桜や花の写真
実相寺の境内と多くの桜や花

神代桜があるのは実相寺の敷地内。
駐車場から寺までの間には出店が沢山出ていて、あたかも春祭りといった感じでした。
人の流れにそって歩いていくと、実相寺に到着。
敷地内は桜やら花壇の花やらと花だらけでした。
なんとも美しい光景です。
きっと地元の人が手入れをしているのでしょうね。

お寺の方はいかにも田舎の小さなお寺といった感じでした。
こんな田舎の小さなお寺でも神代桜といった話題があればこれほどまで人が来るものなのかと驚きました。
国の天然記念物の力は恐ろしい。
でも桜の咲いていない時期は静かな寺なんだろうな。
桜と同じで一年に一回、短い時期でも華があるのは寺としてもメリハリができて楽しそうです。
やっぱり話題性は重要なんだな。
寺の住職の知人が多いだけに次に会ったときあれこれとアドバイスをしてみようかな。
君の寺も話題が必要だよ。
今の時代は特徴がないと生き残れないぞ・・・って大きなお世話ってやつです。

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神代桜の写真
神代桜
神代桜の基幹の写真
神代桜の基幹

境内の片隅に天然記念物に指定されている神代桜がありました。
混んでいるだけあってまさに見頃、満開でした。
しかし日本三大桜にしてはなんともみすぼらしい姿です。
枝には全て添え木がされていて、本体(基幹)は上部がなく、いびつな木の塊に桜の枝をぶっ刺したといった表現が適切で、雪だるまならぬ木のお化け状態。
どうやら老衰がひどく、枝のほとんどが風雪などにより折れてしまったようです。
かつては高さ30m、枝張り31mの日本最古にして最大の桜との評判でしたが、そのような華やかさは今では全くなくなっていました。

案内板によると樹齢は推定1.800年以上の古木で、樹種は日本中部特有のエドヒガン種。
現在の幹囲は11メートル、基幹の高さは2.4メートルとの事です。
また、伝説によると日本武尊が手植えしたとか・・・その後上記で紹介した石森山へ行ったのかな?
それにしても痛ましい姿で、なんとか頑張って咲いている感じです。

しかしながらこんな状態でもこれだけの花を咲かせているのは、驚きです。
これもミステリー・・・・。
って、何でもミステリーにするのは悪い癖。
きっと地元の人の愛情のこもった手入れの賜物なのでしょう。
桜と人間の双方の頑張りと信頼関係を感じざるを得ませんでした。
そして温暖化やら異常気象と気候が安定しなく、植物には大変なこのご時世、枯れる前に伝説とも言える神代桜を見ることができて本当によかったと思いました。

~~~ §7、その他のスポット2 白州宿 ~~~

神代桜を見た後、金生遺跡に行く前に何か冷たいものが食べたいということになったのですが、辺りにあるアイスクリームの露店はずらっと行列ができていました。
混んでるし、座って食べる場所もない。
ちょっと先に「道の駅はくしゅう」があるので、そこまで行って落ち着いて食べた方がいいよな。
ということで、「道の駅はくしゅう」を訪れました。

そして「そば茶ジェラード」という変わったものを食べながら、置いてあった周辺の観光案内の冊子をパラパラとめくっていると、白州宿が目に止まりました。
こんなところに宿場町があったんだ。
とても小さな宿場町のようですが、それゆえに造り酒屋などが今でも残っていて中を見学できるそうです。
これは面白そうだ。
日本酒好きな仲間がいることだし、遺跡に行く途中だし、興味を引かれて寄ってみることにしました。

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白州宿の写真
白州宿
酒蔵七賢の写真
酒蔵七賢

大したことなければ乗ったまま通り過ぎようかと思ったのですが、趣のある建物がドンとあり、これは立ち寄らねばとバイクを停めました。
まずは「七賢」という醸造元を訪れました。
「七賢」ってどこかで聞いたことがあるな・・・そういえば、さっき仲間の一人が神代桜の会場で「七賢」というお酒を買っていました。
道の駅などで売っていない商品ですと買ったようですが、確かに道の駅には売っていなかったけど、まさか醸造元に来てしまうとは・・・。
笑い話です。

中は色々と展示してありましたが、どれも形式的なものばかりでいまいち。
実際に酒造りが行われている場所なので、部分的な展示になってしまうのはしょうがないことです。
でも、この水でお酒を作っていますと湧き水が飲めるのはいい趣向です。
一口飲んでみましたが、・・・味がない。
案内板によると、とっても質のいい水みたいですが、私にはよく分かりませんでした。
何も味がしないほど澄み切った水ということなのだろうか。
いやいや、これはさっき「そば茶ジェラード」を食べて舌の感覚が麻痺したに違いない。

建物の入り口付近には試飲バーみたいなものがあり、試飲して購入することができるようでしたが、生憎とバイクなので眺めるだけ。
その中でとっても惹かれたのが酒造アイスクリーム。
バニラと吟醸酒があり、ここは吟醸酒のアイスをと思ったのですが、さっきアイスクリームを食べたばかりなので、頭では欲しいと思っても体が求めていませんでした。
次に訪れることがあればぜひ食べてみたい。

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白州宿の金精軒の写真
金精軒

七賢の向かい側の通りで目立っているのが金精軒という和菓子屋さん。
趣のある建物に惹かれて中に入ってみると、色々な和菓子がずらっと並んでいました。
アイスは無理だけど和菓子だったら食べれるな。
という事で、利休饅頭などを購入し、店前の椅子でお茶をすすりながら食べました。
なんかまったり。ここはいいかも。
木曽路の奈良井や馬籠といったような宿場町は観光地化され、観光客も多く訪れていて華やかだけど、ここはありのままといった感じ。
なんか日本人だな~っていうか、時代劇で旅人が茶屋で団子食べている気分でした。

それにしても食べた利休饅頭の醤油が濃いこと。
今までこんなに醤油の風味が強い利休饅頭を食べたことがなかったので、ちょっと驚きました。
そういえばこの山梨の醤油ラーメンは凄まじいほど濃い醤油味だったな。
こっちの人はそういう味覚なのかな。
今度田舎の親戚から送ってきたら、数滴醤油をかけて食べてみようかな。

~~~ §8、今日の昼食 みどりや食堂のチャーシューメン ~~~

韮崎にはサーキットがあるのでよく来るのですが、なかなか付近の観光とか食事をする機会はありませんでした。
神代桜と同じで、気になっていつつもなかなか訪れることができなかったのが、「みどりや」でした。
どうやら韮崎界わいで一番の評判のラーメン屋で、休日などは昼過ぎには完売してしまうとか。
しかも私好みの醤油系と聞けば、この機会にぜひ行っておかなければ。
一年以上前から気にかけていたので、かなり期待しての訪問となりました。

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みどりや食堂の写真
みどりや食堂

みどりやはラーメン屋というよりはドライブインといった感じの店です。
私的にはそれが一番興味のあるところでした。
なぜにドライブインのような店がラーメン屋として成功したのだろうか。
ぜひ参考にさせてもらいところ。

で、1時前に訪れてみると、広い店内は満席で何人かの人が並んでいて待たされました。
しかも一列に並ぶのではなく、ごちゃごちゃになって待っているので、次はだれ?といった感じ。
のんびりしていていいといえばいいんだけど、混雑しているときは大変。
初めての客にはこのいい加減さはなかなか厄介なのです。
実際、後からやってきた訳の分からんおっさんともめる事となったし。
でなんとか30分後に頼んだものがやってきました。

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みどりや食堂のチャーシュー麺の写真
みどりや食堂のチャーシュー麺

ネットで調べた口コミ通り黒ずんだスープにチャーシューがドカっと載っていました。
まずはスープから・・・。
これだけ並んだんだからさぞかしうまいんだろうと期待しすぎたせいか、なんか普通でした。
鶏がらベースの濃い目のスープはちょっとにごった味がして、若干何かの香草のような後味をする程度で特にびっくりするような味ではありませんでした。

なんか家庭の味といった感じのラーメンだな。
チャーシューは・・・・分厚くて硬く、おまけに塩からいとこれもなんか田舎の味といった感じ。
最近東京のラーメン屋ではとろけるようなやわらかいチャーシューが人気なので、ある意味これはレトロで懐かしいかも。
麺はかなり黄色が強いゴムのような麺。
これまた懐かしい。昔はこのようなかん水が沢山入った麺が多かったな。
おまけにナルトまで入っていた日には、これぞ昭和のラーメンといった感じ。

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そういった気分で店内を見渡すと、う~ん、若い人があまりいない・・・納得。
そうここのラーメンは古き良き昭和のラーメンの傑作版といった感じでしょうか。
だからドライブインっぽい店でも違和感がなく、繁盛もするわけです。
とまあ勝手に納得し、ラーメン屋を後にしました。
甲府付近にはこのような真っ黒いスープのラーメンが多いので、機会があれば色々と食べ比べてみたいところです。

甲府盆地ミステリーツーリング  ー 完 ー

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<国内の旅やバイクツーリング日記 甲府盆地ミステリーツーリング 2008年5月初稿 - 2015年10月改訂>